この世界がもし、あなた1人だけだったとしたら——
喜怒哀楽を分かち合って「繋がり」を感じることも
そこから生きる喜びを感じることも無く、
自分のこと、自分の進むべき道だって
きっと一生わからない。
一方で、
誰かと比べて一喜一憂することはなく
マウント取ったり嫉妬して奪い合ったり、
人目を気にして恐れや不安を抱いたり
体裁を気にして自分を抑えたり繕ったり
何かの行動を取ったり取らなかったりで
問題が起こることも無かったはず。
他人に救われ、他人に苦しむ私たち。
人間社会で起きるいざこざは全て、
「他人」という自分以外の存在との比較が原因だ。

幸か不幸か、世界というものは本当によく出来ている
この世界に存在する他人は
地球人生をより楽しむための同士・仲間であって、
自身を傷付けるための存在になることは
何があろうと本来はあり得ない。
全人類、もれなく皆、
それぞれが唯一無二の存在。
人と比べることがそもそもおかしな話。
誰かを目指したってしょうがない。
みんなと同じことをしたってしょうがない。
あなたという存在はあなたでしかないんだから。