〖太陽〗あなたの人生が動き出す、創造のスイッチ

太陽系の中心で、
すべての生命エネルギーの根源である太陽。

全惑星の総指揮として強力な磁場を創り
自ら光を放ち続ける唯一の存在。

そんな太陽が教えてくれることとは一体何か。

ホロスコープを読み解く上で
絶対に欠かすことの出来ない「太陽」を深掘りしていこう！

太陽エネルギーの本質

太陽系の中心でドスンと構える太陽は
生命力そのもので「全てなるもの」の象徴。

統合した存在に境界やラベルなどあるはずが無く、
サインやハウスの区分なんぞ、本来ならあり得ない話。

にもかかわらず、

ホロスコープ上の太陽が
一年かけて12サインを巡っていくのは

太陽に地球を重ねて（投影して）
見ているからに他ならない。

つまり占星術における太陽とは、
地球視点から映し出された「神の断片」。

忘れてはならないのは、

太陽は「恒星」であり、我々の住む地球は
その周囲を巡る「惑星のひとつ」にすぎないということ。

とは言え我々は、
そもそもが高次元にルーツを持つ存在。

高次元の光を一度忘れ、再び思い出すための旅が
地球での体験であるならば、

太陽はその道標となる。

太陽を生きるということ

自発光の太陽エネルギーは、
受け身のままで活性化することは決して無く、

自らの意思で、意識的に意図して、
自発的な行動をすることで、初めて発動する力。

意図するから、人生が動き出す。
意図するから、あなたが輝いていく。
意図するから、パワフルに生きられる。

太陽を生きている人は、

今この瞬間にフォーカスしながら
『⚫︎⚫︎するぞ！』と自ら意図して行動し、

自発的な人生創造を楽しんでいる人。

また、意図的な人生創造を楽しむことでしか
太陽エネルギーはチャージされないため、

無意識のまま生きれば無気力になり、
生命力は弱まっていくばかり。

が、意識的に生きると決めさえすれば
太陽は再び燃え上がり、

あなたの人生は
パワフルな希望の光で満ち溢れていく❤️‍🔥

発達年齢域：25〜35歳ごろ

個人差はあれど、

太陽エネルギーが最もアクティベートされるのは
大体、25〜35歳ごろ。

社会の厳しさを知り自己責任が発生するようになって
ようやく人生を能動的に進めていくマインドに変わり、

社会の中での在り方や人生の目的を
主体的に模索しながら開発していく段階。

太陽アスペクトが実感を伴ってくる時期でもあり、

ほぼ、キツめのマイナーアスペクトしか無い私は
人生に散々悩んで試行錯誤の修行期間みたいだったな💭

最大の試練：サターンリターン（土星回帰）

中でも大体29歳前後には、

生まれた時の土星に現行の土星が重なる
サターンリターン（土星回帰）がある。

周りの人たちや社会のおかげで
成り立ってきた人生を見つめ直し、

本当はどう生きたい？どうなりたい？
このままで本当にいいのだろうか？ などなど…

それまでの価値観をリセットしたり
自力で人生創っていかなきゃならないタイミング。

それまでも太陽サイン・ハウスを
意識的にやっていくにはいくのだが、

サタリタを超えてやっと、太陽の方針が定まっていく。

チャート上の太陽が示すこと

太陽は、あなたをこの世界に「登場させる」ための光。

それは他人に見せつけるためのものではなく、
自分という存在を自覚させるためのスポットライト🔦

太陽サインとハウス、アスペクトが示すのは——

つまり、

あなたがどこでどうやってどんな風に、
スターになることを求めているのか？

がわかる！

ちなみに太陽サインは生まれた日で出せるからって馴染みがある人も多いけど、厳密にいうと年によって星座の切替日は前後するし、時間によっても変わるから、ちゃんと生まれた時間でチャートを出してね！

ケーススタディ

例えば私の場合——

「10ハウス（社会・キャリア・使命）」の領域で、「蠍座（深く繋がる・真相や見えないものを究明・変容）」という性質を持って生きることを求めていて、「月（本能的な欲求）」とはマッチしやすく、「木星（社会的発展力）」は訓練が必要で、「火星（行動力）」と「天王星（革新性）」が、なんだかんだで人生にもたらされていく。

だからこそ、

「社会で認められる存在」や「影響力のある立場」を求めて
有名企業や芸能の世界に惹かれていった就活は惨敗続き。

それでも天王星の影響か、IT系企業には就職でき、
普遍的な宇宙の法則にも出会ったことで
“普通ではありえないルート” で当初の望みも叶い、

今はスピリチュアルな発信を頑張っているところ。

振り返れば、まさに蠍座的な深みと変容を通して
10ハウス的な社会的使命を歩んできたんだと気づく。

太陽はあなたの魂がどんな光を持って
どこに照らそうとしているのかの羅針盤。

一人一人がもれなく輝く、
あなた専用のステージが用意されているのだ。

太陽の意図とは

「光」というものは、

それ自体に向かって歩こうとすると
眩しすぎて何も見えなくなるように、

太陽を目指したところで
そこには何もない、と知ることになる。

——じゃあ、太陽を道標にする意味ってなんやねん？

と言えばそれは…

人生は意図的に創っていくしかないと、
あなた自身で自覚するため📍

例えば

10ハウス・蠍座太陽持ちの私は、

富士山登頂やステージパフォーマンス、資格取得、
社会的ステータスのある仕事などを通して
それなりに達成感や喜びを感じることは出来たけど、

それで心が満たされることはなかったし、
その先に目指すべき道もわからなくなって
燃え尽き症候群になることも多かった。

それに、この世の真理を知って
生きやすくはなったけど、

どんなことでも望めば叶うとしても
自分がやりたいことが何なのかがまるでわからず、

ここから先は本気で自己責任なんだと
逆にプレッシャーを感じたりもしたっけ…💭

太陽とは「目的地」ではなく、
あくまで「本来の自分へと還るための道標」。

太陽サイン・ハウスに手招きされた
ステージに立って初めて、

自分の力や才能、本当にやりたいことへと
少しずつ気付いていくことになる。

真の核となる部分は
実は裏側にあるのだけど（地球サイン）、

それについてはまた今度！w

参考：太陽の基本データ

キーワード	人生の方向性・発展力・人生を創造する力・生命力・自意識・自己表現・意志・積極性・社会的自己・オフィシャル人格・仕事・男性性・父親・夫
公転周期	約365日（地球）
発達年齢域	25〜35歳頃：自分の人生を意識的に創り出し始める時期
支配星座	♌️獅子座
陰陽	陽（男性性）
身体対応	心臓、全身、細胞、脊椎、精子、生命力、男性の右目、女性の左目
象徴する色	金、黄色、ロイヤルパープル、オレンジ
対応する宝石	ダイヤモンド、ルビー

まとめ

この宇宙の中心で、燃えたぎる太陽。

その光は我々に、生きる力を与えてくれる。

内なる創造の火を燃やして
意図的に生きる本来の人生を思い出し、

人生にブーストかけていこーーーう！